「新型コロナウイルス感染」⇒国の「緊急事態宣言」で東京都は「外出自粛」が始まり、早一週間となります。東京都の感染者数は先週から100人台を超え、今日15日も125人以上の感染があり、俳優の石田純一も感染しているそうです。「緊急事態宣言」の1つの区切りがGW明けの5/7となっていますが、果して「収束」しているか否か微妙な感じがします。中国(武漢市)やアメリカ(ニューヨーク市)などは、収束した(兆しあり)というニュースを観ますが、これも絶対的な根拠がないだけに、「収束」でなく「終息」までには長い期間が掛かりそうです。

その影響での「経済」がアウト(大変なことかもしれませんが)と言えど、「感染症の封じ込め=命を守る」とは相反する活動だけに、今の段階でも「経済」を優先で考えている人間の気が知れず、ダラダラと長引かせたらば、本当に「経済がダメになる」ということが、私みたいな人間でも分かるような気がします。ワイドショーやニュースを観ていると、何に気を遣っているのか?何故にはっきり言えないのか?良く分からないコメンテーターが多く、其れでいてテレビで「テレワーク出演」しているのは何なんでしょうか? 滑稽に見えてしかたなく、その反面で、芸人が高い買い物をする番組をこの時期に流すテレビ局の意図も分からず、やはりテレビ自体は面白くないのか?コメンテーターがレベルが低いのか?ただただ著名になるとああなるのか?不思議に思える今日この頃です。(政治家はしかたないと言ったらだめですよね~風俗行っている議員もいることで…)

今までは凄い癖があると思ったのですが、最近のこの新型コロナ感染では、やはりテレビ朝日のモーニングショーのT氏とOさんの話しが、一番共感が持てるように思います。ただ医療現場は頑張っている真面目な医師やコ・メディカルさんが多くいて大変だと思います。それ以外の頑張っていない医師やコ・メディカル、医療機関が本当に「連携」「協力体制」が取れるのであるなら、今回を機に「地域医療構想」が作れるような気がします。今までそれをしてこなかった「ツケ」が医療界にも来ているようにも思います。

色々な意図や水面下でのやり取りはあるにしろ、ようやく民間の企業が異業でありながら「マスクの製造」や「子供への給食支給」などを行いだし、山形県では「手作りマスク」を150円程度で県が買い取り、無料配布する試みが出てきたり、それを知ってか大阪府でも取り入れるようです。やはり、国よりも民間企業や善良な国民が動き出す方が先で、そうでない人たちが、また国を引っ張る人たちが出来ないで、それを支える国民が頑張る姿、工夫していく姿は、昔も今も変わらないように思えますね。

ところで、長々と思いを書きましたが、飲食店をはじめ売り上げ・収入ダウン、解雇⇒失業など確かに「経済」も大変な状況にもなっている状況下、皆さんも大変だと思いますし、二次的な被害(倒産⇒自殺など)が出ないようにしないといけないとも思います。それをどのように凌いでいくかも大変だと思います。その一番の不安は、「先が見えない、相手が見えない戦い」だからだと思います。

私も昨年起業したばかりで、不安が渦巻いていますが、性格上、「足場を固めてから次のステップへ」という慎重なものですから、当面の運転資金は困らず、人件費や賃料、借入金などの固定費用も最小限度に抑える「ローリスク・ローリターン」で1年目を終えたので、今に思えば助かった感はあります。しかし4月からコンサル業務を広げる予定でいただけに、全て行動や予定がシャットダウンして、活動できない状況となっていて、将来的不安はものすごくあります。ただ起業するとなかなか相談もできないので、ここ数週間前までは、独りで悩やみ、それこそホームページのコラムを掲載するなどのモチベーションがなく、ただひたすら悶々としていましたが、最近ようやく思考回路を変え、少し前向きに進みだしたところです(その先駆けでブログを15日ぶり、4月の1回目を掲載しようとしています)。(具体的にはまた今度…)

ただまだ自分を立て直すだけで、「社会貢献」をするレベルにはなっていないですが、唯一あるとすると「除菌水(次亜塩素酸)」の原液を20㍑をある方を通じて入手し、近隣や知人の消毒液のない方へお配り(お分け)した事ぐらいかも知れません(喜ばれました)。(でも霧吹きできる容器も品切れなんで、驚きましたが…)

さてこの先どのようになるか? 分からないですが、言えることは「生きていれば、必ず挽回は出来る」ということだと思い、また「ない頭を使う」時が来たように思います…皆さん頑張りましょう!

ところで、新コロナの影響で、1か月以上「初孫の柊ちゃん」に会えず、( ;∀;)状況ですが、最近ではビデオ通話でライブ顔を見ることにしています。先月に寝返りができたと思ったらば、最近は「よく怒って?」か、「アーアーバーバー」と文句を言っているようです。きっと生きている感覚が芽生えてきたのか、それに伴いなかなか外に出れないストレスのようにも見えます。しかし怒って?文句を言っている?柊ちゃんも可愛いですね。体重も増え、身長も80㎝ぐらいになって大きく健康に育っているようで、安心して長男夫婦の子育てを見守っています。(でも残念なことに、既に2月に買った玩具は壊したらしいです…何と!?)

最後に、医療機関の経営状態は、病院もクリニックも患者が減少して苦しい状況が続いているようです。特に小児科や耳鼻咽喉科などは30%減少している医療機関もあると聞いています。

自分がコンサル顧問をしているクリニックの3月の実績を出しても、対前月比ですが、ず~と右上がりで来ていたのが、患者数ベースで15%程度、収入ベースで5%程度の減となっています。他から比べると全然良いとは思いますが、それでも今月来月とどうなっていくか、院長と話し合っています。

その中で今週から「時限的であるオンライン診療の初診からの算定」が出来るようになり、その活用を院長とも話し合い進める方向にしています。ただし、「時限的措置」だけに、大掛かりで投資(業者に依頼すると100万程度も環境整備に掛かるとか)をする必要はなく、「HPでのお知らせ」と「一応対応する時間を設定する」「必要な手間=事務作業を要する」「支払い等の決め事」「患者との同意=合意」「スタッフへの周知徹底」をする必要があると思いますが、患者の不安を考えれば、特に高齢患者を抱える場合、実施するべきと院長の了解を取ったところです。

その結果がどうなるかは分かりませんが、医師の労力、スタッフの労力という点はあるかも知れませんが、患者に安心を与えることが、地域医療のまず一歩で、将来的な地域の評価や評判に繋がってくのではないでしょうか?

A&Kメディコンサル.com 佐藤 勝浩